四種混合ワクチン供給再開のお知らせ|宇都宮市の小児科

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お知らせ

四種混合ワクチン供給再開のお知らせ

お知らせ 2015年12月04日

百日咳、ジフテリア、破傷風、ポリオの四種混合ワクチンが不足していましたが、本日、宇都宮市より供給が再開されました。当院において、3回目および追加接種の年内中止を予定していましたが、通常スケジュールにそって接種再開いたします。しかし、まだ供給は流動的であり、随時状況をご報告いたしますので、ご確認よろしくお願いいたします。

 

今回4種混合ワクチンの接種を延期していただいた方、たいへんご迷惑をおかけしました。来年1月にご予約いただいていますが、年内に接種をご希望の方ご連絡ください。ただし、、当面2回の接種で十分な免疫は獲得されます。免疫を維持するためには3回目、追加の接種が必要ですが、接種期間が多少延びても免疫効果に影響はありません。

 

今回のワクチン不足の原因は、化学及血清療法研究所(化血研)の隠ぺい工作等の問題による出荷停止によることは一昨日の報道で多くの方がご存知かとは思います。化血研については十分な反省を求め、今後ゼロからの組織改革が必要と思われますが、ワクチンの品質および安全性については重大な影響を及ぼす齟齬はありません。ワクチンにおいて問題となった事象は、百日咳ワクチン原液の製造に使用されるヒト血液由来のアポセルロプラスミンの製造工程に承認書に記載のないヘパリンナトリウム(抗凝固剤)が添加されていたことです。検証の結果、添加されたヘパリンナトリウムは厚生労働省が定めた基準を満たした安全なものであること、工程の過程でヘパリンナトリウムが定量限界未満まで低減されていること、ウイルス不活化、除去能の評価によりウイルスに関する安全性が確認されていること等より、出荷再開となりました。すでに化血研のワクチンを接種されたお子さまについても、関連した健康被害の報告はありません。会社には大きな問題がありましたが、製造されたワクチン自体には問題はないものと考えます。

ワクチンに対しての不安は十分理解できますがますが、接種しないことによる百日咳感染のリスクは大きく、生後間もない赤ちゃんが感染した場合には生命に関わる疾患であることを忘れないでください。冷静にご判断、ご理解いただけますようお願い申し上げます。

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