湿疹|宇都宮市の小児科

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ちょっと得する豆知識

湿疹

ちょっと得する豆知識 2015年12月04日

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赤ちゃんの肌はとても敏感で、すこしの刺激ですぐに赤くなってしまいます。原因がすぐにわかればよいのですが、はっきりしないことがほとんどです。単に「湿疹です」と診断すると、そんなわかりきったことを聞くためにわざわざ来院したのではないのに・・・と困惑したお母さんにときどきお会いします。「乳児湿疹ですね」と診断するとほっとなさいます。きっとアレルギー体質が心配なのかもしれません。雑誌やテレビで『アトピー性皮膚炎』は一般的なことばになりました。種々のアレルギーによる痒みを伴う湿疹が長期間みられるのが『アトピー性皮膚炎』です。すぐに診断がつく場合もありますが、多くは数ヶ月湿疹の経過をみながら判断します。原因をみつけだすことより、肌の手入れ(スキンケア)を上手に行うことが大切です。汚れをきちんとおとし、それぞれにあった塗り薬を選択していきましょう。

 

肌の状態はお話しだけではわかりません。細菌感染(とびひ)の場合や塗り薬によるかぶれ(接触性皮膚炎)の場合もあります。心配なときにはかならず小児科や皮膚科の先生にみてもらいましょう。すぐ消えてしまうような湿疹の場合には写真にとっておくと参考になります。最近は携帯電話の写メールも便利になりました。

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