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笑顔で夏休みを楽しむために!家族で最高の思い出を作るための『安全お守り』ガイド

待ちに待った夏休みがもうすぐになりました。家族や友達とのイベント、旅行などを予定しているみなさまも多くいるのではないでしょうか。海やプール、花火大会など、楽しみな行事が満載です。

しかし、残念なことに毎年、不慮の事故のニュースが絶えません。お子さまとご家族が笑顔で夏を終えられるよう、小児科医の視点から特に気をつけてほしいポイントをまとめました。

熱中症

年々、夏の気温が高くなってきており、昨年2025年の夏は、平年よりも2.26℃も高く、宇都宮では、6~8月で26日もの猛暑日がありました。「7歳以上18歳未満」のお子さん123人、「7歳未満」のお子さん49人が、熱中症で救急搬送されています。

 子どもたちは、大人に比べ、体の表面積が大きく熱を吸収しやすかったり、体の水分量の割合が高かったりすることなどから、大人に比べて、重症な熱中症になりやすいとされています。また、地面からの照り返しで、ベビーカーや小さなお子さんは、大人が感じているよりも暑さの影響を受けやすいとされています。熱中症は単なる『のぼせ』ではなく、重症化すると脳や腎臓に深刻な後遺症を残したり、命に関わったりすることもある恐ろしい病気です。

 症状は頭痛やめまい、筋肉痛、熱、吐き気などがあり、意識が悪くなったり、汗をかかなくなったりした場合には重症の可能性があります。症状が少しでもある場合、水分をとって、涼しいところで、脇や首、太ももの付け根などを保冷剤などで冷やしてあげてください。

 運動前から、のどが渇く前に、こまめな水分・塩分の摂取を必ず行い、適宜涼しいところでの休憩を行ってください。また、数分の買い物でも、車内での留守番は絶対に行わないでください。

水辺での事故

暑い時期のプールや川遊びはとても楽しいものですが、実は危険と隣り合わせです。5歳未満では家庭の浴槽やビニールプール、5歳以上では川や海での事故が目立ちます 。

小さなお子さんでは、たったの数cmの深さのプールや浴槽でも、溺れることがあります。また、特に知っておいていただきたいのは、子どもは「静かに溺れる」ということです 。バチャバチャと音を立てず、静かに沈んでいきます。音で異変に気づくことはできません。必ず『手の届く距離』で見守るようにしましょう。

また、川や海で遊ぶときは、必ずライフジャケットを着用しましょう。浅瀬であっても、水の勢いは強く、流されてしまうことがあります。大人と一緒に行動をし、流れのはやい場所や深い場所には近づかないようにしましょう。大人は下流よりにいて、万が一流されても受け止められるようにしておきましょう。

万が一、事故に遭遇したら、まずは自身の安全を確保し、すぐに119番通報と周囲への応援要請を行ってください。救助は浮き輪などを活用し、無理のない範囲で行います。もし意識がない場合は、ただちに心肺蘇生(胸骨圧迫)を開始しましょう。

最後に

宇都宮の夏は非常に暑くなりますが、対策を万全にすれば、海や山、イベントなど楽しいことがいっぱいです。

安全ルールを家族みんなで共有し、しっかりと見守りを行うことで、かけがえのない経験をたくさん積みましょう。しっかりルールを守って、ご家族で最高の夏休みの思い出を作ってください!

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