くろさきこどもクリニック
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感染症情報
宇都宮市駒生町、鶴田町近隣の8月20日現在の感染症の情報をお伝えします。


・水ぼうそう、おたふくかぜなど、特別な感染症の流行はありません。

・麻疹の流行も全国的に減少してきました。しかし、現在も神奈川県を中心に東京、千葉、埼玉などの首都圏に罹患者を認めます。帰省で、人が移動するこの時期は要注意、ワクチンを受けてない乳幼児のお子さまは早めに接種してください。

・咳、鼻水を伴わない急な発熱や嘔吐・下痢などの胃腸炎症状(ノロウイルスやロタウイルスほどの重症者はいませんが)等、夏風邪の軽度流行を認めます。しかし、多くの方はご自宅でゆっくり過ごすことで回復しています。

 夏休みは余裕ある診療が行えます。忙しい時期に質問しにくいちょっとした疑問、今がチャンス、この時期に是非聞いてみましょう。


 
 北京オリンピック堪能していますか。
 オリンピックファンの私にとって、やや不完全燃焼ぎみの状況ですが、北島康介選手の100mの勝利とその涙には心打たれるものがありました。
 そして今日、女子ソフトボールの上野選手の300球を超える熱投には脱帽。明日、アメリカにリベンジをと願うばかりです。
 この北京オリンピックのハイライトは何といってもボルト!余裕の100mの勝利、ストライドごとに他の選手が遅れていく光景は過去に記憶がありません。全力疾走での今日の200m、マイケル・ジョンソンの20年は破られることがないといわれていた記録を超えました。独特の背筋を伸ばすマイケル・ジョンソンの走り、ふたりが同じトラックで走る姿を想像したのは私だけでしょうか?
 
 さまざまな問題を抱えた北京オリンピックもあとわずか。心に残るシーンはありましたか?最後まで世界のアスリート、応援していきましょう。

受付時間変更のお知らせ
 平成20年10月1日より受付開始時間が変更となります。ご確認よろしくお願いいたします。

1) 受付時間が30分遅くなります。  診察時間は変わりません。

     午前8:30 ⇒ 午前 9:00 受付開始

     午後3:00 ⇒ 午後 3:30 受付開始


2) i-Ticket による受付を午後も行います。

       午前 9:30 〜 12:00
      午後 4:00 〜  5:00 
     
3) 朝の予防接種は中止となります。
麻疹風疹混合ワクチン 年長児、中1、高3追加接種
平成18年4月1日より、麻疹と風疹に対するワクチンがいっしょになり、2回接種に変更されました。 

   接種時期:1回目 1〜2歳未満

       2歳を過ぎると任意接種(自費)になります!

          2回目 幼稚園年長児

       今年は郵送による個別の案内はありません。
       各自、忘れずに受けていきましょう。
       昨年度、年長さんの3割が受け忘れています。
        

平成20年4月1日より平成24年3月31日の5年間、中学1年生と高校3年生に対し、追加接種が行われます。 

  体調により十分な免疫がつかない場合が接種した1%の幼児ににあります。また、麻疹や風疹の流行が少なくなり、幼児期に受けたワクチンの免疫効果が思春期から成人に薄れる(繰り返し接触があれば免疫は維持されるのですが)ことが約5%あります。それら予防接種の不十分な点を補い、麻疹や先天性風疹症候群の根絶を目的として、2回接種にかわりました。

 一昨年の春、千葉県、茨城県などで小学生の麻疹の集団感染が起こったことが契機となり、急遽制度の変更となりました。昨年は東京都や埼玉県から始まり、全国的に、高校生、大学生を中心に麻疹が流行しました。今年も10歳代の人たちに流行の兆しがあります。思春期以降もしっかりとした免疫を維持するために、できりだけ追加接種を受けましょう。
   (ちなみに、先進国で追加接種がなかった国は日本だけです。)


宇都宮市小児医療について
今年度、小児医療制度の大きな変更はありません。
   (なお、宇都宮市と他の市町村で異なる内容があります)

現在の宇都宮市小児医療制度のポイントをご説明します。

医療費補助について
  外来診療においては小学校3年生まで医療費の全額補助が受けられます。入院治療は6年生まで補助が受けられます。(こども医療費助成制度)

   ・3歳未満のお子さまについては窓口での診療費の支払いはありません。(現物給付制度)
   市から送られてくる医療費受給資格書と保険証をかならずお持ちください

   ・3歳以上のお子さまは今まで同様窓口で診療費のお支払いが必要ですが、今年度から小学校入学前のお子さまは3割負担から2割負担になりました。領収書を添えて各自、市へ申請してください。(償還払い)
    ただし、月500円の負担が必要、500円を引かれた金額が指定の口座に振り込まれます。

予防接種について
  ・麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)の対象者:中学1年生、高校3年生が追加されました。 この5年間の暫定的な制度で、この結果、高校3年生以下の方がすべてMRワクチンを2回接種することになります。

  ・ジフテリア、破傷風二種混合ワクチン(DTワクチン)が小学校での集団接種から医療機関での個別接種に変わりました。対象者は11歳以上13歳未満の小学生です。

  ・日本脳炎ワクチンについては、まだ新しいワクチンによる接種の通知はありません。

i -Ticket による受付について
携帯電話、パソコンから <i-Tiket> による受付を行っています。            
          受付時間 9:00〜12:00 午前中のみ
 

 窓口受付は従来通り8:30〜12:30、i-Tiket による受付は窓口受付より30分遅く開始、30分早く終了となります。


 すべての方にベストの受付方法はなかなかありません。予約制は時間が遅れるとイライラしてしまう私にとって当初より導入の予定はありませんでした。しかし、何度も足を運んでいただく負担、今日はこんでいるのかどうかわからない不安を少しでも改善できればと、「i-Tiket」による混み具合や順番の確認、そして自宅からの受付システムを開始しました。

 i-Tiket からの自動受付については多くの問題を含んでいます。また、便利さを優先した結果、患者さまとの会話の機会が少なくなることをスタッフは心配しました。くろさきこどもクリニックは患者さまとのふれあいを大切にしたいと考えています。

 受付の方法や順番については多くの貴重なご意見を現在もいただいています。それぞれのご家庭にはそれぞれの事情があり、「i-Ticket」を利用されない方、一方午後の受付にも導入を希望される方、双方のお気持ちを大切にして対応していきたいと思います。課題は残りますが、今後も検討を重ねていきますので、よろしくお願いいたします。
BCGについて
4月からBCG予防接種の対象が生後6ヶ月未満の赤ちゃんに限られました。
BCGの目的は重症の結核感染(結核性髄膜炎など)を防ぐことにあります。BCGで結核をを完全に予防することはできません。そのため、免疫力の弱い乳児に接種年齢が限定されました。日本において結核感染のリスクは常にあります。生後3ヶ月を過ぎたら優先的に受けていきましょう。
インフルエンザ予防接種

1月19日まで接種を行います。


インフルエンザの予防接種について、簡単にご説明いたします。


接種しても罹る可能性があります。他の予防接種とは違い、症状の軽減が目的です。

・年齢が小さい程、その効果は十分ではありません。1歳から6歳未満のお子さまに対する有効率(感染しない率)は20〜30%、1歳未満のお子さまについては結論は得られていません。
・また、重症化を阻止できるかどうかの結論も得られていません。
  (高齢者については重篤化を防ぐことが確認されています)
 インフルエンザ脳症にかかった小児の10〜20%がワクチンを接種していました。

個人的な見解をお話します。
・日本でインフルエンザが大流行し、毎年冬の重要な課題となったのは、約15年前からです。小中学校での集団接種が中止になった時期と一致します。中止して初めてその効果が立証されました。小中学生が防波堤だったのです。
・小児において症状の軽減が得られるか否かの十分な検討は行われていませんが、経験上、ワクチンを受けた方と受けていない方との症状に、明らかな差があることは小児科医であれば実感しています。

以上の点をご理解いただき、1歳から5歳のお子さまには特に接種をお勧めします。

また、昨年インフルエンザ治療薬「タミフル」による異常行動が問題となり、10歳代の方には原則「タミフル」は処方できません。現在も「タミフル」が異常行動の直接の原因か、あるいはインフルエンザウイルス感染に伴うものかの結論はでていません。しばらく、結論はでないでしょう。したがって、幼児だけでなく思春期の小中高校生すべてにできるだけ多く、接種をしてほしいと考えています。10歳代の若者にとって、予防接種が何にも勝る治療法なのです。

< 平成19年度ワクチン株 >
    Aソ連/ソロモン諸島/3/2006*

    A香港/広島/52/2005
    B/マレーシア/2506/2004

         *Aソ連型が昨年と変更


接種のポイント
・インフルエンザの予防接種は毎年必要です。
・小学生までは1〜4週間隔で2回接種が必要です。1回では、効果はあまり期待できません。期間的に余裕があれば、3〜4週間隔が理想です。
 中学生以上は1回接種で効果が期待できます。
・インフルエンザはA型が1月〜2月、B型が2〜3月流行時期です。前後1ヶ月を考えると、12月中旬には2回の接種が終わるのが理想です。


・小児において、最も心配な病状はインフルエンザ脳症です。1〜5歳のお子さまに認められ、治療の甲斐なく命を失うことが多々あります。
 現在9ヶ月の赤ちゃんは、流行の2月には1歳になります。生後8〜9ヶ月から、是非接種してほしいワクチンです。
・6ヶ月前後の赤ちゃんから接種は可能ですが、脳症を起こすことが比較的少なく、優先順位からいえば、お父さん、お母さんが接種して赤ちゃんを守ってあげてください。


・1歳前のお子さんへのワクチンの接種量(0.1ml)は、1歳以上のお子さんの接種量(0.2ml)の半分で、効果が薄いことがわかっています。10〜11か月のお子さまは、あわてずに、できれば1回は1歳の誕生日を待って接種しましょう[宇都宮市においては1回1000円の補助があります]。
 ただし、1月に誕生日を迎えるお子さまは、少ない接種量でも今年中に接種していきましょう。
・宇都宮市においては11月、12月にポリオの集団接種がありますが、インフルエンザワクチン接種を予定されている方は、ポリオの接種は来年1月まで待ちましょう。ポリオを接種してから4週間は他のワクチンの接種はできません。

・新型インフルエンザには現在のワクチンは全く効果はありません。

 インフルエンザ予防接種に関するポイントをまとめました。疑問点がありましたら、遠慮なく質問してください。
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