「共感」することで、気持ちをささえましょう。|宇都宮市の小児科

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先生からのお便り

「共感」することで、気持ちをささえましょう。

先生からのお便り 2016年04月15日

『ママトコドモト Vol.12』  に掲載された原稿をHPでも紹介したいと思います。IMG_2240

 

予防接種が終わって泣いている男の子に、お母さんが「痛くない、痛くない」と

励ましている光景をよく見かけます。たくましい男の子に成長してほしいという

お母さんの気持ちがよくわかります。しかし、できれば「痛かったね。でも痛い

のによく頑張ったよ」と声をかけてあげてほしいのです。

子どもたちは子どもたちなりに、日々精一杯生きています。お友だちとけんかを

して、つらいこともあります。「何でそんなことをしたの!」と叱る前に、気持

ちを察することができたときには「・・・したかったんだね。そんなときは・・・

したほうがよかったかな」と諭してあげてほしい。

お子さまの気持ちを声に出して代弁してあげることが、お子さまの気持ちを支えることになります。

 

いつも自分の想いに共感し、守ってくれる人が傍らにいてくれることが、子どもの成長にとって何よりも大切です。

 

 

 

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